かけがえのないものは「テニスラケット」
かけがえのない青春時代の思い出
私の部屋には古くて使えないテニスラケットがあり、毎年大掃除をするたびに妻に捨てられそうになります。しかし私にとってはかけがえのない青春時代の思い出が詰まったラケットです。今でもテニスはしており、もちろん別の新しいラケットを使用していますが、その古いラケットは私が部活でテニスをやり始めた高校時代に使っていたものでした。高校1年生の夏、アルバイトをして貯めたお金でそのラケットを買った私は、それから高校を卒業するまでの間、ずっとそのラケットのお世話になっていました。毎晩夜遅くまで部活仲間と学校のテニスコートで練習し、練習後は部室でキレイに拭いていました。毎日練習で使っていましたので、1か月に1度はガットが切れ、テニスショップで張り直してもらっていました。試合の時もそのラケットを使って、一度地区大会で良い成績を収め、県大会まで出場したこともありました。
塗装は剥がれていても私にとってはかけがえのないラケット
試合に勝って喜んだり、負けて悔しい思いをしたりした私の青春時代の汗と思い出が詰まっているラケットなのです。今の外見は塗装がだいぶはがれ、一部ラケットのフレームが割れて使用できないですが、私にとってはこれからも大事にとっておきたいかけがえのないものです。