うつ病で目が死んでいるのに会社に行く辛さ
狂ったように食べてしまう
うつ病になると食欲がなくなると言われがちですが、薬の副作用や不安を紛らわす依存のような感じで、狂ったように食べてしまうことがありました。食べ物を口いっぱいに入れて、ほとんど噛まずに飲み込む時は、何も考えないで済むからです。食べては眠りを繰り返し、外にもほとんど出ないので、むくみが出たり太ったりします。そのため外見上は健康そうに見えるのですが、目がどよんとして死んだような顔になっていました。うつ病のその状態で会社に手続きなどをしに行かないといけなかったのは辛かったです。
うつ病の人に直接会ってと言わないで
直接会って話そう、というのがとにかく辛かったです。電話も怖かったので、可能であればメールでのやり取りができれば……と思いました。職場で上司と面談となると、職場内にいる他の社員とも対面することになりますので、なるべく人と接したくない状態ではそれが辛くて仕方がなかったです。話し合いのためにきちんとした格好をするのが、普通の人で言えばフルマラソンくらいの気力がいる感じです。うつ病のことを会社が理解してないのが辛かったです。
他の人が会社に行っている間に私は・・・
朝は8時頃起床、朝食を摂って朝の薬を飲み、また布団に戻ります。人が会社で働いている時間に自分は何をしているんだろう、と思いながら寝ます。薬が効きすぎてしまい、目が覚めると15時過ぎであることが多いです。寝覚めは悪く、気分はより重くなっています。死んでしまおうか、と思いながら気分を紛らわす頓服薬を飲み、寝すぎて腰が痛いのですがまた寝ます。起きると20時すぎ。薬を飲まなくてはいけないので食事をし、気力があればシャワーを浴びて、夜の薬を飲んで寝ます。誰とも話したくないし、何もしたくありません。寝たくて寝るのではなく、考えないために寝ます。