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うつ病で休職の恐怖

2016/06/16 うつ病と会社
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Doctor Hand

ネチネチと文句を言われ休職へ

人事異動で小規模職場に移ってから、そこのベテラン社員からイジメを受け続けました。
「電話機を置く音がうるさい!」とか「ディスプレイの角度が私の視界によくない!」とか、何かと理由を付けて裏に呼び出されてネチネチと文句を言われ続けて数ヶ月が過ぎました。

私は完全にうつ状態になってしまい不眠が続いたので会社の産業医に相談に行き、そのまま休職になりました。

反抗的な人間には対応を考える!と言われ

上司は、「年度途中で職場を変えるわけにはいかないので、このまま春まで休職しておいてくれたら悪いようにしないので、人間関係のことは伏せておいてくれ」そのまま新年度前になりましたが、会社から新しい異動について何の話もなく、しびれを切らしてこちらから会社の人事部に電話すると、上司だけが異動してしまって後の対応は落ち着くまで出来ないとのこと。

その上産業医も年度替わりで交代してしまったので新しい産業医に面談を申し入れました。
面談で産業医は、「そもそも君は人間関係で休んでいるのか、うつ病で休んでいるのかはっきりさせなさい!うつ病で休んでいるならもっと薬を飲んで治しなさい。人間関係で休んでいるなら休職を取り消すのですぐに辞めなさい。」

「人間関係で病気になって仕事に来れません。それは医師としての発言ですか?人事部としての発言ですか?」
と問い返しました。

すると、「君のような反抗的な人間には対応を考える!」とされ、そのまま休職期間満了まで誰も、何も対応してもらえずそのまま休職期間満了で退職しました。

 

口封じではなくちゃんと向き合って欲しかった

私が休職に至った職場の人間関係のトラブルを、「会社が職務命令として君をイジメるよう命令したことはない。故に会社には何ら是正措置を講ずる義務はない。個人的な問題に関与しないので相手と喧嘩するなりどうとでもすればいい。君に出来ることは今まで通りの職場で働くか、辞めて新しい会社に行くか、どちらかしかない。」
と全く取り合おうとしなかった人事担当と同席した産業医の態度に絶望しました。
私が単なるイジメではなく違法な行為を強要されていることを持ち出したとたん、全く接触せずに退職に追い込みました。口封じとしか思えない対応を取らずにじっくり話を聞いて、会社に出来ること、出来ないことをはっきり答えてもらえたら少しは状況も変わったと思います。

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