上司に大事にされなかった
お得意様に出向していた2年間、大変忙しく過ごしました。四六時中、お得意様の方々の目を気にしながら納期に間に合わせるなど、気苦労が重なり続けました。途中、自社内で扱いにくく左遷されてきた男性が仲間として加わることに。そこから更に辛い毎日が続きました。彼の分もノルマをこなせばならず、本人に伝えるとなぜか怒鳴り返してくるなどあり、ギスギスした関係ができあがっていきます。その状況で毎日終電まで働き、知らず知らずに疲れも溜まっていきました。本来なら仕事に喜びを感じるタイプの私は、自社にいる上司にはなかなか相談できないでいました。
ある日腹部に痛みを感じ、病院に行ってみると帯状疱疹との診断でした。すぐに点滴の処置をしてもらい、自宅には帰れましたが、点滴をぶら下げた状況です。出向先に連絡すると点滴をぶら下げても仕事を休むなとのことでした。左遷されてきた男性が許してくれなかったのです。ストレスも痛みも感じていたので、電話口で泣いてしまいました。自社にも連絡しましたが、繁忙期だったせいか上司もあまり取り合ってくれず、点滴をぶら下げながら出向先に向かいました。そこで出向先の方々が気づき、自社に連絡してくださってやっと休むことができました。
私が我慢していたせいもありますが、上司に頼りなさを感じ、大事にされていないと思う時期でした。