ピアカウンセラーなら相談しやすい
職場でピアカウンセラーが機能したら
ピアカウンセラーが職場で機能したら、次の3つの利点があります。
まず、ピアカウンセラーに相談しやすいこと。悩みを抱えた人ほどなかなか心の中をさらけ出して話すことができないように思います。詳細を載せることはできませんが、知り合いにいるので症状は分かります。
次に、ピアカウンセラーに共感してもらえること。患者本人に共感してもらえたと実感をもってもらうために、実体験をお持ちのピアカウンセラーが心強いと思います。
最後に、ピアカウンセラーにアドバイスをもらえること。同じような体験をされた方が、同じ職場内で働いていたら、独自の視点で適切な助言をもらえると思います。このように、同じ会社内にピアカウンセラーが常駐していれば、とても落ち着いて業務に臨めると思います。
もし学校内にピアカウンセラーが2人いたら
学校内に次の二人のピアカウンセラーがいたとします。
一人は元いじめっ子、もう一人は元いじめられっ子のピアカウンセラーです。昔も今も世間を騒がせ、しかも人命を奪ってしまう「いじめ」を学校の中からなくしていくために、被害者側と加害者側の視点が必要だと思います。被害者側はもちろんのこと、もしかしたら、加害者側も他の心理的なストレスを抱えており、それが引き金となり弱者に向かってしまうことがあるかもしれません。ですから、両方の視点のピアカウンセラーがいた方が、双方にとって良い気がします。これを校内の授業で扱い、いじめを単なる犯人決めではなく、学校内にいる一人ひとりの問題だと自覚させることが大切だと思います。