何ももらえなかった誕生日
地味にショック
大学の研究室に入ってから1年目の話です。
私の他の同期は研究室に入る前から仲が良かった人たちが多く、仲良くなれるかなとか不安でいっぱいでした。研究室に入ってから初めて迎えたそれぞれの誕生日。トップバッターの6月生まれの同期の誕生日はグループラインでみんなでメッセージを送り、お菓子をプレゼントしたりしました。みんなが祝う姿をみて、あぁ同期の誕生日を大切にするとても優しい人たちなんだと思いました。次の7月生まれの誕生日の同期はお菓子に名前やメッセージを内緒で書いて机の上に置きサプライズ風に祝っていました。その後も同期の誕生日にお菓子を送ったりしてお祝いしました。
そして迎えた私の誕生日。当日は研究室はお休みだったのでみんなからラインでメッセージをもらいました。そこまではとても嬉しかったのですが、私はプレゼントはもらえませんでした…。毎回同期にそんなに高いものは送っていなかったけれどお祝いの気持ちだと思って送っていたので、とてもショックでした。上手く説明するのが難しいのですが、私って割りとどうでもいいというかそういう立場だったんだなととても冷めてしまいました。
誕生日は存在だけを認めてもらえる日
こんなふうに誕生日プレゼントをもらえたりもらえなかったりで、気持ちが上下しますよね。
誕生日というのは、自分が誕生日だというだけで無条件にほかの人に受け入れてもらえる珍しい日です。
実は毎日誕生日かのように扱ってもらえると自己肯定感があがってちょっとだけメンタル不全がよくなります。形だけプレゼントを渡してしまっているとマニュアルのようになってしまうので、難しいですが、少しずつ、メンタル不全の人にはいてくれるだけでいいんだよ、と伝えてあげるようにしましょう。