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緊張してどうしようもなくなる病気ってどういうこと?

Nervous Groom

極度なあがり症の人

異動や就職などを契機にして突然、人前でプレゼンする機会が増えることがあります。多くの方は多少の緊張感があるくらいで何回やると慣れてきて、そつなくこなせるようになってきます。しかし、その中にも人前に出て話すことが極端に苦手という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな人は緊張と言うにはあまりにひどすぎる緊張感を味わっていることがあります。数日前から止まらない緊張感に、手の震えや動機が止まらなくなったり、汗が止まらなくなったり、トイレが近くなったりと、傍から見てもちょっと緊張の度合いが違うという方が現れます。
一番問題なのは、人前に出ているときに汗をたくさんかいて、口が乾いて、口が回らなくなって、どんどん顔色が悪くなって、ひどい人だとその場で倒れちゃうなんていうこともあります。
緊張とメンタルヘルスケアは関係ないのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、この極度な緊張感はひょっとしたら、不安障害というメンタルヘルスの病気なのかもしれません。

不安障害

不安障害というのはその名の通り、不安に関係する気持ちがどうしようもなく現れてしまいます。メンタルヘルスというと、ほとんどの方がうつ病、パニック障害あたりを想像するかと思います。この不安障害は、大体のイメージとしては、うつ病やパニック障害の手前のものです。人前に立ったことによる、極度な緊張感からストレスが拭えなくなって、うつ状態になってしまったり、もはや、人を見るだけで死んでしまいそうなくらいの気持ちになるのがパニック障害というような感じです。
もちろん、不安障害そのものでもうつ病、パニック障害に引け劣らないくらいの症状が出ることもあります。
そんな不安障害を詳しくみていきましょう。

恐怖症性不安障害

この恐怖症性というのはいわゆる閉所恐怖症、高所恐怖症の仲間です。
高いところが苦手、狭いところが苦手というあの感覚が日常生活の中に出てしまっていて、生活に支障が出ている状態がこの恐怖症性不安障害です。
職場の中で苦手な上司と接するときだけ現れてしまう恐怖症
電話の音がなると怖くなってしまう恐怖症
など、様々な状況の中でも比較的限定された状況で起きるのがいわゆる恐怖症性不安障害です。
普段の生活では問題なくても、職場環境によっては発病してしまうこともあります。

全般性不安障害

こちらは何か特別なきっかけがなくてもずっと不安感を覚えている状態のことをいいます。
恐怖症が悪化したものと考えてもらえればと思います。閉所恐怖症の人が閉所以外でも不安感が拭えなくなって、どんどん不安に襲われていく状態です。こうなってしまうと、少し職場環境を改善したとしてもその人の個別で寄り添った何か特別な対策がひょっとしたら、必要となってきてしまうかもしれません。

その他の不安障害

不安というともう一つ連想するのが、トラウマ(PTSD)やずっと手を洗っていないと気がすまないというような強迫性障害、パニック障害です。

対応方法

一つ一つの症状と名前を覚える必要はありません。要するに、明らかに普通じゃない反応や対応をしているときはなにかあるのかもしれないなという意識を持つことが何よりも大切です。
心の病気というのはその人にとってつらい状況にいるとどんどん悪くなっていきます。こびりついて取れない汚れのように何が原因かわからなくなってしまうくらい問題も複雑化していきます。会社のためにも、本人のためにそこまでの状態になる前に何か対策をとってあげられるのが一番です。

まずは話を聞く

心の問題というのは、一人ひとり違っているので、普通の人には理解できないそんなバカなというような気持ちを持っていることがあります。それを否定するのではなく、そう思っているのは事実だということから始めるのがメンタルヘルスケアの入り口です。

メンタルヘルスに詳しい産業医と相談

あまりに病的だなと感じたときには、メンタルヘルスに詳しい産業医と相談してみましょう。
本人が産業医と面談する石があれば、そのまま勧めてもよいですし、あまり好ましい様子でなければひとまず産業医の意見を聞いてみるという対応がよいです。
本人のために良かれと思って、何か対策をしたことが良い方向に出るとは限らないのがメンタルヘルスケアの問題です。あまり心の病気に詳しくないようであれば、無理して何新しいことを始めるというのは控えたほうがよいでしょう。

仲間の力

産業医の他に頼れるのが、そんな悩みを持っていそうな他の社員です。産業医は病気かどうかの判断や薬をどうするか、などの客観的な判断はできますが、本当の意味で気持ちを理解できるわけではありません。そんな気持ちを理解できるのは何より似たような経験をしたことのある仲間です。一つの薬より、病気仲間のあるある話のほうが効き目があるのが心の問題です。
経験者がいかにして元気になっていったかというのは非常に本人の支えになる話なので、病気から抜け出すことの出来た先輩たちの話を聞けるピアカウンセラー養成講座がメンタルヘルスケア対策としてとてもオススメです。

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当事者の声を中心に構成されているので、見るだけで「うつ病」「パニック障害」「強迫性障害」「休職者」の気持ち、対応する時の感覚がつかめます。

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