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ピアカウンセラーとは

peer:ピアという単語には仲間という意味があります。

ピアカウンセラーとは不特定多数の人を対象とする心理カウンセラーとは異なり、
「同じ職場の仲間」「同じ病気を抱える仲間」「家族」など同じ環境を共有する仲間(peer)に対して力を発揮する専門家です。

必要とされる技術・資格

2016年12月より企業においてストレスチェックをする事が義務づけられました。
この仕組みによりうつ病やパニック障害などのメンタル不全者やその予備軍の人たちを早期に発見できるようになります。また、メンタル不全者は今後も増え続け、「休職」「職場復帰」などのサポートの必要性もさらに高まってきます。一方で産業医をはじめとして人事担当者は必ずしもメンタル不全の専門家ではありません。忙しい仕事をこなしながら、専門的なカウンセリング技術を身につける時間を捻出することも難しいかもしれません。

そうした状況の中で誰もが簡単に「うつ病」「パニック障害」「強迫性障害」などの本質を理解し、対処方法を身につける機会が重要視されてきました。その要請に応えるものとして、ピアカウンセラー養成講座を開設しました。

簡単に習得できる3つの理由

一般的には3年近くの学習期間を要する心理カウンセラーの技術を数時間の研修で行うためにピアカウンセラー養成講座には3つの工夫がされています。

1.用途が仲間限定なので学ぶ知識と技術が最小限
2.当事者インタビューが中心でメンタル不全の本質が感覚的にわかる
3.職場復帰のやり方など具体的な事例が多く、すぐに実践可能