やんちゃ対策にピアカウンセラー
ピアカウンセラーは患者本人に対して強い
ピアカウンセラーが学校にいた場合のメリットですが、
ニュースや新聞記事で知る限りにおいて教育現場は、自閉症スペクトグラムや不登校など様々な子どもを抱え非常に複雑になってきていると言えます。そのような中において、ピアカウンセラーが学校にいたとしたら二つの点でメリットが考えられます。
まず、当事者の心理に寄り添った言葉かけや対応を自然と行うことができます。心の病を抱えた方は、相手に気を遣わせているかいないかに対して非常に敏感です。同じような経験をした人がピアカウンセラーとして心のケアに携わってくれると、それだけで安心して話すことができると思います。
次に、ピアカウンセラーは患者本人にとって説得力のあるアドバイスができる可能性が高くなります。ピアカウンセラー自身もつらい経験をされ、しかも乗り越えているという状況は、当事者にとっては本当に心強く感じられると思います。それに、経験者しか分からないことや気持ちなどに配慮しながら適切なアドバイスをすることができると思います。
素行不良のピアカウンセラーがいたら
これから述べることは現実には、あり得ない話かもしれません。元素行不良のピアカウンセラーが小・中学校にいたら、学校で負のレッテルを貼られているいわゆるやんちゃ系の子どもたちの学校での居心地がよくなると思います。私の住む小・中学校に関する噂をいろいろ耳にしますが、昔よりもモラルが低下していると感じます。元やんちゃ系のピアカウンセラーを配置した場合の利点は、やんちゃな子どもたちは特に上下関係を重んじます。従って、年上のピアカウンセラーに素直に心を開く可能性が高くなります。そこからピアカウンセラーのアドバイスによって、その子どもたちがより良い方向へ変わっていけるように導いていくことができると思います。