会社を大事にしているのは誰?
会社のために一生懸命働いてきたのに・・・
会社は職人、営業、事務員の職で分かれています。
代表は、この3つの職のバランスがくずれては駄目だとよく言っています。
ですが、職人に肩入れしているのが誰の目から見ても明らかで、食事に連れていく回数や不満を聞く機会、給料面の改善の対応など、率先して取り組んでいました。結果良くなるのは職人ばかり。給料も人間関係も、どの職でも同じ不満はあります。
ですから、事務職でも改善したいこと、仕事をもっと効率よくこなす為の相談等を代表に持ちかけました。その時言われた言葉が予想外すぎてあきれました。
職人を大事にするのは当たり前。事務員の代わりは探せばいくらでもいるし、最低限仕事ができればとりあえずいい。でも職人はそうはいかない、とのことでした。
そう言われた瞬間、自分はたいして大事にされていないのだ、と気付きました。勤続年数も長く、仕事も誰よりもこなし後輩の面倒もみて、自分なりに精一杯仕事に取り組んできました。採用して良かった、と思ってもらえるように、会社にとって必要な人間になれるように、と常に努力をしてきました。勉強もたくさんしました。その何年もの努力が無駄だったと思い知らされた時、怒りや寂しさを通り越して笑えました。仕事が出来る出来ない、ではなく事務員なんて誰でもよかった。仕事も頑張ってやらなくてもよかった。頑張ってきた自信がバカらしく思えました。どんな答えが正しいのか、なんてわかりませんが、頑張って働いている人のやる気をそぐ対応をする代表は、どうなのでしょうか。もっと社員を大事にしてくれる会社にいきたい、と思いました。
人を大事にしない職務体系
代わりの人がいない職種でした。パソコン業務でしたが、事務のフロントと経理との間のような仕事をしておりました。特殊なシステムを使う作業だったため、代わりのものがおらず、休む事もできませんでした。
そんな時に体調を崩しました。マスクを付けて会社で仕事をこなしていました。
移されたら大変なので、普通は病院か早退を勧められるのですが、総務部長からは少し無理してでも今日の仕事は終わらせてほしいと頼まれました。流石に午後になると体調が悪化し、仕事が一段落してから事務所の専務に病院へ連れて行ってもらいました。幸い風邪で済みました。ですが帰社してからも仕事です。
病院へ行った分、しわ寄せで残業するはめになりました。総務からは休めない職種で申し訳ないのだが、それを分かっていると思う。体調管理はきっちりして欲しいと少し怒られました。
私の心配よりも会社は仕事に遅れが出る事が心配なのだと気づきました。口では優しい事を言ってくれますが、実際は手伝うところか自分たちはさっさと定時になると帰宅します。甘えかもしれませんが、少しねぎらいの言葉1つあるだけでも気持ちは違っていたと思います。
社員あっての会社
代わりはいくらでもいる。よく聞く言葉ですが、ほんとにそうでしょうか。
それは脅し文句であってほんとに代わりがいくらでもいるなら、もっと優秀な人がいるはずです。
社員は労働契約によって、会社と結ばれています。
一般的に当たり前と言われいてる権利は主張しても問題はありません。
代わりがいくらでもいるから解雇というのは今の日本では不当解雇に当たります。
そういう関係を築くのが日本は一般的に上手ではありません。交渉が非常に下手です。
そんなときに誰が味方になれるか、それがピアカウンセラーという選択肢の一つなのではないでしょうか。