営業にも生かせるメンタルヘルスケアのテクニック
![Cydcor Conference attendees](https://i0.wp.com/peer-co.jp/wp-content/uploads/2017/02/9320914837_eab120a4f3.jpg?fit=500%2C333&ssl=1)
営業にも生かせる傾聴スキル![](https://i0.wp.com/peer-co.jp/wp-content/uploads/2017/02/9320914837_eab120a4f3.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
営業とはたくさん話しをすることではなく、きちんと聞けることだというような言葉があります。本当のお客さんのニーズに応えること、口にはしていないことが本当のニーズなんて言われています。言葉だけの意味ではよくわかりますが、本当のニーズなんていうものがちょっと打ち合わせでしただけわかるのでしょうか?実はそんな心の奥底にあるニーズを聞き出すわざが傾聴には隠れているのです。
傾聴ってご存知ですか?
傾聴とはカウンセラーなどの心理職の人が使う人の話をしっかり聴く技術のことです。話相手が気分良く話続けられるようにタイミングよく相槌を打ったり、ふんふんふむふむと話を聞くようにする技術です。こうしたテクニックをうまく使うことによって、心の奥底にあるニーズをうまく引き出せるようになるのです。つまり、傾聴がとても上手な人は会話の主導権を握っていることになります。すっかりおだてられてあれやこれやと話してしまうようになり、気づいたら自分でも思っていなかったような本音を話していたりしています。そうこうしていると、自分でこういうことが課題で、、、と話しているときに相手から「だったら、これはどう?」と相手の商品がまさに自分のためにあるものかのように提案できてしまうのです。
話がうまくいかないと?
逆にこの傾聴がうまくない営業マンというのは私達がイメージするいわゆる営業という印象を相手に与えてしまいます。欲しくもないものの情報を押し付けてきたり、「こんな素晴らしい話があるんです」と、どんどんまくし立てていきます。うまくはまればいいですが、得てしてうまくいかないのが現実です。あなたがものすごく口達者で話術があればうまくいくかもしれませんが、それもまた相手を観察する力だったり間のとり方など、傾聴の”聴く”以外の技はすべて使うことになります。
メンタルヘルスケアにおける傾聴
一般的に傾聴はメンタルヘルスケアにおいても非常に重要な技術とされています。相手を否定しないで肯定するというのはコミュニケーションにおいてとても意味のあることだからです。メンタルヘルスケアで使われる技術というのはメンタルヘルスケアの現場だから使われているというよりはそれが人間関係をひたすら円滑にすすめるためによい技術であるからということもできます。
メンタルヘルスケア研修と営業スキル研修を同時に行える講座
ピアカウンセラー養成講座ではまずうつ病などのメンタルヘルスの病気を持った人の気持ちを理解するところから始めます。テキストなどの話を聞くより直接体験談を聞けるのでその思いには非常に熱があります。そして、その後、その気持ちを理解するための技術として傾聴などを学びます。ここまでお伝えしたとおり傾聴単体でも営業で使えるスキルです。さらにふんふんと聞くだけでなく、もう一歩聞くための”傾聴”のやり方もお伝えします。使いかたによっては単純なメンタルヘルスケア対策ではなく売上にもつながる研修となっています。